清潔感はめちゃくちゃ大事!
モテたい男性はもちろん、仕事や人間関係においても、「相手に不快感を与えないよう清潔であること」はマストになる。
そして、口内(口の中)のケアは、清潔感を大きく左右する!
今回は、「口内ケア」の完璧なやり方を解説する。
目次
なぜ口内ケアが大事なのか?
なぜ口中ケアが大事なのかというと、それは単純に、口中は人体のなかでも特に汚い部分だからだ。外気に触れず、湿度があり、雑菌が繁殖しやすい。
同時に、口内はとても重要な場所でもある。恋人同士はキスをするが、それは口内の粘膜の接触だ。
「自分のパートナーの口内が不潔だったら、すごく嫌だ」と考える人が大半だろう
もちろん口内環境の重要性は恋愛に限らない。仕事などのコミュニケーションにおいても、喋っていて、口内の匂いが相手に伝わることがある。
人は匂いというものには慣れてしまうので、自分の口臭は自分で気づけない。
また「健康面」に関しても、歯というのは高齢になってからの健康を左右するファクターであり、口内を清潔にしておくことは、歯や歯茎を長く保つために重要だ。
つまり、人間の「口の中」は、手間をかけてでもケアをする意味のある場所なのだ。
正しいやり方で「歯磨き」をできているか?
口内ケアの基本は「日々の歯磨き」であり、少なくとも朝と夜、毎日歯を磨くようにしたい。
「正しい歯磨きの仕方」は、意外とできていない人もいるようだ。
かく言う自分も昔は、「イー」の口の状態で歯ブラシを左右に大きく動かして、並んだ歯を一気に磨く、というやり方をしていた。
これは間違った磨き方で、正しくは、歯の面に対してブラシを水平に当てて、ひとつひとつの歯を順番に磨く。
「正しい歯磨きの仕方」について、文字で説明するよりも、YouTubeなどの動画を参考にするほうが早い。
歯磨きのやり方に不安がある人は見てほしい。
デンタルフロス(糸ようじ)を使う
実は、「デンタルフロス(糸ようじ)」も、歯磨きと並んで必須とされている。
歯間(歯と歯の間)は、「歯ブラシ」だけでは構造上、綺麗にすることができない。
そのため、デンタルフロス(糸ようじ)を、できれば3日に1回、少なくとも1週間に1回は使いたい。
「デンタルフロス」は、歯間(歯と歯)の間を掃除する道具。「歯間ブラシ」とも言う。
舌を磨く
歯磨きやフロスをきちんとしている人でも、「舌を綺麗にする」が盲点になっている人はたまにいる。
舌に付着している汚れは「舌苔(ぜったい)」と言って、白色だったり、黄色だったり、茶色だったりする。「舌苔」は口臭の原因にもなるので、キレイに磨いたほうがいい。
「舌磨き」をするために、特別な道具を使う必要はない。通常の「歯ブラシ」と「歯磨き粉」で、舌を擦ればいい。
「歯磨きのついでに舌も磨く」だけでいいので、何も難しくはないだろう。
舌磨きで大事なのは、強く磨きすぎないこと。歯ブラシは歯を磨くためのものなので、強く擦りすぎてしまうと、「味蕾(みらい)」という味を感じる機関を傷つける原因になりうる。
自分の舌を鏡で見てみて、「やばい、汚い」となっても、一気に汚れを落とそうとせずに、優しく、少しずつ磨こう。
「歯磨きのついで」でいいので、毎日少しずつ優しく「舌磨き」をすれば、舌はだんだん綺麗になっていく。
舌磨きは、「優しく」を心がければ、普通の歯ブラシと歯磨き粉でも可能だ。
安心して磨きたい人、より効率的に舌を綺麗にしたい人は、舌磨き用の「舌ブラシ」がおすすめ。
「味蕾」を傷つける心配をせずに磨けるし、奥を掃除しても「オエッ」となりにくい。
一番大事なのは、「舌を掃除する」という発想があるかないかなので、まずは自分の舌を鏡でチェックしてみよう。
コーヒーを飲む人や煙草を吸う人は舌が汚れやすいが、丁寧にケアしていけば、問題なく舌は綺麗になっていくので、焦らずに「舌磨き」を習慣にしていこう。
舌苔がほとんど見えない綺麗な舌の状態であれば、毎日は舌磨きをする必要がない。
舌を綺麗に保つためには、口内環境が清潔かどうかも重要で、「歯磨き」や「フロス」をちゃんとやるのが前提。また、口内の雑菌を減らす上では、あとで紹介する「マウスウォッシュ」が便利。
ワンタフトブラシ
ワンタフトブラシは、ピンポイントで磨ける先の尖ったタイプの歯ブラシ。
通常の歯ブラシでは磨きにくい「歯と歯茎の溝(歯周ポケット)」を、効率的に磨くことができる。
狙った場所だけをピンポイントで磨きやすいので、審美的な目的で歯の表面を綺麗にするホワイトニング用の歯ブラシとしてもよく使われる。
ワンタフトブラシだけで歯を全部磨くのはけっこうな手間なので、通常の歯ブラシと併用することになる。
鏡を目の前に置かないと使いにくいのが難点だが、普段から歯周ポケットに磨き残しがある人は、定期的に使ったほうがいいかもしれない。
仕上げ用マウスウォッシュ
歯磨きをしても、口内の雑菌がすべて消えるわけではなく、時間が経つほど雑菌が繁殖していく。(だからマメに歯磨きをする)
「リステリン」などのマウスウォッシュは、基本的には、歯磨き後の「仕上げ」として使う。
マウスウォッシュは、歯磨きの代用品ではないので、これを使うからといって歯磨きをしなくてよくなるわけではない。
ただ、歯磨きのあとで繁殖していく雑菌を抑えるため、「仕上げとしてマウスウォッシュを使う」のはとても有用。
あくまで補助的に使うものだが、使ってみればすぐにそれを実感できるくらい、強い効果がある。
雑菌の繁殖を防ぐものなので、口臭予防はもちろん、虫歯や歯周病を予防するために使いたい。
ステイン(着色汚れ)の沈着を防ぐので、ホワイトニング効果も期待できる。
歯磨きをちゃんとしても口臭が気になってしまう人には、口臭ケアとして「マウスウォッシュ」がかなりおすすめ!
リステリンの「紫」は刺激が強いので、よりマイルドなものがいい人は「青」、ホワイトニング効果を重視するなら「白」がおすすめ。
携帯用マウスウォッシュ
人と会う予定の多い社会人や、会社後にデートの予定がある人には、携帯用のマウスウォッシュがけっこう便利。自分も一時期、小分けタイプのものを携帯していたことがある。
そのまま口をゆすぐだけ。
会社のトイレや、野外でも使うことができる。
「ミンティア」などの口臭対策と違って、口全体をゆすぐことができるので、口臭予防の効果はこちらのほうが高い。
定期的に歯医者に行く
虫歯や歯周病などの問題がなくとも、歯医者は「定期的に通うもの」だ!
少なくとも半年に1回、多い人は2、3ヶ月に1回は行く。
「日々のケアをしていれば歯医者に行かなくても大丈夫」と考えている人は多いけど、歯についた「歯石の除去」は、歯医者でないとちゃんと行うことができない。
どれだけ丁寧に歯をケアしても、自力では限界があるので、「定期的な歯医者」は必須。
しばらく歯医者に行っていない人は、「定期検診をしたいです。歯石の掃除もお願いしたいです」と電話して予約すればOK。
面倒かもしれないが、歯石を掃除してもらうとめちゃくちゃスッキリするし、歯も白くなるので、ポジティブな気持ちで予約してみよう。
ジェットウォッシャー
歯をより綺麗にケアするための器具に、「ジェットウォッシャー(口腔洗浄器)」がある。具体的な製品名で言うと「パナソニックのドルツ」だ。
歯医者に行くと、ジェット水流を使って歯石の除去を行うのだけど、その威力が弱い版がジェットウォッシャー。
ホワイトニングなら「電動歯ブラシ」が向いているが、口内ケアなら「ジェットウォッシャー」のほうがおすすめできる。
デンタルフロスのように歯間を掃除できて、歯茎のマッサージ効果もある。
欠点を言うならば、そこそこのお値段がすることと、使うのが面倒なこと。注意せずに使うと、周囲がべちゃべちゃになる。(このわずらわしさに関しては、お風呂で使えば解決できる)
もし買うつもりなら、コンセントタイプのものよりも、風呂場で使えるコードレスタイプのほうがおすすめ。
少し価格が高くなったとしても、風呂場で使えるという利点はめちゃくちゃ大きい!
なお、ちゃんとデンタルフロスで歯間を掃除して、頻繁に歯医者を通うのなら、ジェットウォッシャーは必須ではない。
デンタルフロスが面倒なら、風呂場でドルツを使ったほうが楽だし、より綺麗になるけど、それなりに価格のする電化製品なので、購入するかどうかは要検討。
口内のケアは「完璧」を目指そう
美容に関してはこだわるとキリがないし、おっさんは別に「美」を求められるわけではない。ただ、清潔さは「求められるもの」なので、「完璧を目指す」くらいの気持ちでやったほうがいい。
口内ケアについて解説してきたが、「必須」と言えるのは
- 歯磨き
- デンタルフロス
- 舌磨き
- 定期的な歯医者
の4つ。
これらを完璧にやって、少なくとも
- 口臭がしない
- 歯に黄ばみや虫歯がない
- 舌の汚れ(舌苔)が目立たない
に関しては、最低限クリアしよう。
おっさんになってくると、ただでさえ周囲の目が冷たくなるので、清潔感には特に気をつかう必要がある。
もっとも、口内環境は、清潔感のみならず健康にとっても重要。歯や歯茎は生涯大切にしたいパーツなので、口内ケアを頑張って損することはまずないだろう。
だからこそ、口内ケアは完璧を目指すべきなのだ。
以上、「口内ケアの完璧なやり方」を解説してきた。
口内に関しては、歯を白くする「ホワイトニング」も、関心の高いトピックだろう。ホワイトニングは、実は清潔さとはそこまで関係がないので、必須とまでは言わない。
ただ、審美的には、歯が白いほうが良いのは間違いない。ホワイトニングに関して、以下のページで詳しく解説しているので、歯を白くしたい人は参考にしてほしい。

他にも、当サイトは「メンズ美容」に関して全般的に扱っている。「メンズ美容おすすめの方法まとめ」や、「メンズ美容アイテムのおすすめランキング」という記事を書いているので、興味のある方は以下のページを参考にしていってほしい。

