カッコいい髪型にするには?メンズヘアカットを解説【美容師の探し方、頼み方】

男性のルックスにおいて、「髪型」の影響力は大きい。

とはいえ、眉毛などと違い、髪型は、「自分で切ることができないので、プロに頼むしかない」という性質のものだ。

カッコいい髪型を維持するためには

  • 髪型のために「一定の出費」を許容する
  • 適切な「美容室」を探す
  • 適切な「美容師への頼み方」を覚える

が必要になる。

「一定の出費」は、具体的な目安としては、「5000円程度の美容室に、1ヶ月半ごと」。こればっかりは、お金を出すしかない。ただ、やり方によっては、もっと安くすることもできる。

今回は、

  • どうやって自分に合う美容室を探せばいいか?
  • どうやって美容師に髪型をオーダーすればいいか?

について解説していく。

どの美容室に行けばいいか?安い金額で済むのはどんな人?

ヘアスタイル画像

髪型は、基本的には「課金ゲー」だ。

いろいろ悩むくらいなら、その時間をバイトや副業や残業に使って、金を出してプロの美容師に任せたほうがいい。

世の中には、1000円カットやQBハウスで切っていても、ちゃんと髪型がキマっている人もいる。

これについては、「上級者だから、安い金額でもオシャレな髪型にできる」というのが答えだ。

「自分に似合う髪型がすでにわかっている」「どうやって切ってもらいたいか詳細に説明できる」「安くて腕の良い美容室を知っている」人であれば、安い金額で済ますことが可能。

そうでないのなら、最初は、一定の出費を覚悟して、それなりの価格帯(4,000〜7,000)の美容室に行くしかない。

少なくとも、初期投資として、それなりの価格帯の美容室に行く必要があるのだ。

「どういう髪型にすればいいのかわからない」人ほど、最初は金に頼らざるをえない。

「具体的にどの美容室が良いのか?」は、紹介が難しい。そもそも住んでいる場所が人それぞれだし、自分も今は決まったところしか通っていない。ただ、美容室の探し方については解説する

 

「メンズ 美容室 (地名)」などと検索すると、Google口コミホットペッパービューティーが表示される場合が多いだろう。

現状では「Googleのクチコミ」のほうが信頼度が高いと個人的には思うが、これもすでに対策が出回って信頼度が落ち始めている状況なので、全面的に信用するのは注意したい。

ホットペッパービューティーは、金を積むほど優先される仕組みなので、広告費を出しているお店ほど検索順位やランキングで上位に来る。掲載順位やランキングが高ければ良いお店というわけでは必ずしもない。

とはいえ、「ホットペッパービューティー」も、ユーザーの評価はそれなりに当てになるし、ユーザーの口コミに対するお店側の返信の仕方などを見て、親切な美容室かどうかなどが推測できるので、有用なサイトであることは間違いない。

ホットペッパービューティーのページや、その美容室のウェブサイトなどを見て、自分の住んでいる場所から行きやすく、印象が良さそうと思ったところに行ってみるといいだろう。

「どの美容室に行けばいいか?」の結論としては、「カットが4,000〜7,000円程度の価格帯で、ホームページなどを見て印象が良さそうと思ったところ」となる。

もちろんこの選び方でも、運が悪ければ、変な美容室を選んでしまったり、思ったような髪型にならなかったりすることもあるかもしれない。新しい美容室に予約するのは、なかなかストレスがかかる。

ただ、どうせ髪は伸びてくるし、安いところで適当に切ってもらうよりも、ちゃんとした美容室にチャレンジするほうが、カッコいい髪型になる可能性はずっと高くなる。

「運」や「相性」はどうしてもあるので、「当たり」を引くまで、お金と勇気を出して、色んな美容室に行ってみるしかない

 

「美容室に行くのが怖い」問題

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「美容院に行くのが怖い」という男性は多い。これは「当たり前のこと」だ。

「上達する」というのは、楽しい時間であると同時に、ストレスがかかる状況でもある。「オシャレじゃない状態から、オシャレな状態になる」ことを目的としているのだから、緊張し、ストレスを感じるのは当然だ

こういうときは、「こわい」とか「億劫」というネガティブ面を意識するよりも、「自分もカッコよくなれるかも!」というポジティブ面に意識を向けたほうがいい

 

「オシャレじゃない状態」で美容室に行くと、バカにされたりしないだろうか、と思ってしまうのはよくわかる。

だが、美容師も客商売なわけで、金を払ってくれた客に対してぞんざいな態度をとる人間はそう多くない。高い価格帯であればなおさらだ。

それでも勇気が出ないのであれば、若者向けのきらびやかなところよりも、年配向けのテイストの美容室を選べばいいだろう。(ホットペッパービューティーなどで検索すればいくらでも見つかる)

それなりの価格帯で、ホームページや口コミを吟味して選べば、よっぽどのことがない限り、酷い美容師を引くことはないと思う。美容師だって競争が激しい世界だし

 

なお、もし美容師の態度などで不快な思いをすることがあっても、それはその美容師の人間性に問題があるだけ。オシャレになろうと努力したあなたは何も間違っていないし、何も恥ずかしがることはない

「あ、この美容室はハズレだったわ」というだけのことで、変に落ち込んだりせずに、次の美容室を探せばいい。

 

美容師への頼み方!どうやって髪型をオーダーする?

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「どうやって髪型をオーダーすればいいの?」という人も多いと思う。

髪型(ヘアスタイル)の頼み方は、

  • 「自分に似合う髪型ってどんな感じだと思いますか?」と相談する
  • 写真を見せて、「こんな感じでお願いしたいです」と言う

の2択が基本。

美容師に相談して、おまかせする

何の知識を持たずとも、「自分に似合う髪型ってどんな感じだと思いますか?」と、美容師に相談してみる。これだけでいい!

「こんなことしていいの?」と思うかもしれないが、それなりの価格帯でプロとして活動している美容師からすれば、むしろ「おまかせ」のオーダーをしてくれたほうがありがたい。

無口で意志をちゃんと伝えてくれないとか、オーダーがよくわからなかったりするよりも、「ヘアスタイルとか全然わかんなくて、なんかいい感じにオシャレになりたいと思ったんですけど、自分に似合いそうな髪型とかってありますかね?」みたいに素直に聞いてくれる客のほうが、美容師からしても断然やりやすいだろう。

なんなら、予約の電話をする時点で、「普段はもっと安いところで適当に切ってるんですけど、髪型の提案とかしてもらうことって可能ですか?」と聞いてみてもいいだろう。

どういう髪型に仕上がるかは、もちろんその美容師の腕やセンスに左右されるが、一定の価格帯のプロにまかせれば、自分で考えるよりもちゃんとした髪型になる可能性が高い。

 

写真を見せる

「こういう髪型にしたい!」というイメージが明確にあるなら、写真をスマホに保存しておいて見せるといい。

正面だけでなく、側面や背面、頭上からのアングルも、できればあったほうがいい。

基本的には「美容師におまかせする」場合でも、「なんとなくこういう感じがいいと自分では思ってるんですが……」みたいな感じで写真を見せることもできるので、イメージに合う写真を持っておくのはけっこうアリ。

「なりたい髪型のイメージ」があるなら、写真をスマホに保存して、恥ずかしがらずに美容師に見せよう。

 

用語には頼らないほうがいい!ヘアスタイルの名称を覚える必要は無し

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男性がやってしまいそうなのが、ヘアカタログとかに乗っている「ヘアスタイルの名称」を勉強してきて、それを頼んでしまうやつ。これはありがちな間違いだ。

そもそも、メンズのヘアスタイルに付けられている名称とか、かなり適当。

ベリーショート、ブロックスタイル、ニュアンスパーマ、大人パーマ、マッシュツイスト……などなど、ヘアスタイルの名称はたくさんあるけど、この手のワードから、具体的にそれぞれの人たちがイメージしている髪型がわかるわけではない。

寿司ネタを頼むみたいに「ニュアンスパーマで」と言われても、美容師からすると「?」って感じだろう

 

「ヘアスタイルの名称」でオーダーするというのは、基本的にやらないほうがいい。

用語を定義して、それを手法や形状と一致させようとする発想が、美容師たちの間にはあまりない。

難しいことをやるよりも、「こんなイメージでお願いします!」と言って、スマホに保存しておいた参考画像を見せたほうが確実。

「ツーブロックで、側面は○mmの刈り上げをここまでやって、トップは今の長さより○cm切って……」みたいに、厳密に言葉で支持することは不可能ではないが、それはすでに自分のヘアスタイルを確立している人がやることなので、初心者ほど美容師に頼る「おまかせ」が無難。

 

安定の髪型はツーブロック

「最低限のヘアスタイリングを知らないとなんか不安」という人は、「ツーブロック」という言葉を覚えておこう。

「ツーブロック(2つの塊)」は、「髪型が繋がっていない」というニュアンスの意味らしい。

具体的には、サイドやアンダーを刈り上げて(かなり短めにして)、トップに毛を多めに残すヘアスタイル。

ツーブロックは、多くの男性にとって、安定して洗練された感じを出しやすい髪型だ。

男性の髪の特徴を大まかにふたつに分けると

  • 毛量が多いタイプ(モッサリ)
  • 毛量が少ないタイプ(ハゲ)

になるが、実は「ツーブロック」というのは、「モッサリ」と「ハゲ」の、どちらにも対応しやすい髪型なのだ。

モッサリした髪でも洗練された印象になるし、薄毛をごまかしやすい。

ツーブロックにも、サイドとトップの長さの比率などによって、色んなバリエーションがあるのだが、メンズカットの基本となるスタイルと言っても過言ではないくらい、安定の髪型。

美容師に相談すると、提案されるのは「ツーブロックのバリエーション」であることが多い。

「ソフトモヒカン」とか「ショートパーマ」みたいなのもツーブロックのバリエーション。先に述べたように、名称を覚える必要は特にないけど

 

スタイリング・ヘアセットのことも美容師に聞こう

整髪料イメージ画像

メンズの髪型は、「スタイリング・ヘアセット」も込みで考える。

4,000円以上の美容室であれば、「カットのみ」であっても、そのあとの「ヘアスタイリング(ワックスやジェルを使って髪をセット)」まで、確実にやってもらえる。

美容師は、後にスタイリングをすることを計算に入れてカットをしている。

美容師にスタイリングをやってもらう際は、「自分でもなるべく再現したいんで、やり方を教えてもらっていいですか?」「それと同じワックスってどこで手に入りますか?」など、気になることはちゃんと聞いたほうがいい。

このサイトでは、「メンズのスタイリング」についても初心者向けに丁寧に解説しているので、よければ参考にしていってほしい。

整髪料の仕組みと、メンズヘアスタイリングのやり方【参考動画】

 

以上、「男性の髪型(メンズヘアカット)」について解説してきた。

男性の「髪」に関して、「シャンプーの仕方・ヘアケア」「おすすめのシャンプー・整髪料」など、他にも記事を書いているので、よければ以下を参考にしてほしい。

湯シャンはあり?頭皮ケアのための正しいシャンプーの頻度とやり方を解説 男性にヘアケアって必要?リンス、コンディショナー、トリートメントの違いを解説 メンズシャンプーのおすすめを6つに絞って紹介&解説 ワックスなどメンズ整髪料のおすすめはどれ?種類ごとに解説&定番を紹介

 

また、当サイトでは、ルックスを向上させるための「メンズ美容の方法」を全般的に扱っている。詳しくは以下のページを読んでほしい。

メンズ美容おすすめの方法画像メンズ美容おすすめの方法まとめ!男の見た目改善テクニックを網羅的に解説

 

「メンズ美容チャンネルのYouTube版」もやっているので気になる方は以下の動画もお願いします。

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