これから寒くなる時期だけど、「冬は逆にダイエット向きの季節」であると主張したい。
なぜなら、暖かい「お茶」や「お湯」をたくさん飲んで、満足感を得ることができるからだ。
ダイエットに向いているお茶を紹介する……という話ではない。
パックで大量に安く買える普通の「お茶」や「お白湯」を、ただ飲むだけ!
今回は、「痩せたいならお茶やお湯をたくさん飲むといい理由」について話をしたい。
ダイエット向けの食品は「水分量」が多い
以前「スーパーやコンビニで買えるダイエット向け食品のおすすめを紹介」という記事を書いていて、そこで、「水分量が多い食品はダイエット向き」という話をしたことがある。

- スープ
- スープ春雨
- スープフォー
- りんご
などの食品は、カロリーのわりには満足感があるが、それは、「水分量が多い」のが理由だ。
つまり「水分」は、実態以上の満腹感を与えてくれるのだ。
だったらこう思わないだろうか?
「水分を直接飲めばよくない?」と。
実際に、水分でお腹を満たすと、満腹感を得られる。
特に、暖かいものでお腹を満たすと、カロリーゼロにもかかわらず、空腹感をけっこう抑えられるのだ。
寒い季節は、ついカロリーの高いものを食べすぎたり、運動不足になってしまう。
だが、「暖かいお茶をたくさん飲んで食べすぎを防ぐ」ことをしやすい季節でもある。
食事中や口寂しいときに、積極的に「お茶」や「お湯」を飲むことで、カロリーの過剰摂取を抑えよう!
お茶は健康の宝庫
一般的に「お茶」は、「チャノキ」というツバキ科ツバキ属の葉っぱをお湯に煎じて飲む。
知っている人は多いと思うが、実は、紅茶、ウーロン茶、緑茶、ほうじ茶は、全部同じ「チャノキ」の葉っぱから作っている。
- 紅茶 :発酵させる
- ウーロン茶:半発酵させる
- 緑茶 :発酵させない
- ほうじ茶 :発酵させずに炒る
全部同じ葉っぱだけど、発酵させる度合いや、加熱するかどうかで、大きく味わいが変化するのだ。
「チャノキ」以外にも、「碾茶(テンチャ)」から作る「抹茶」や、「麦茶」「玄米茶」「そば茶」など、色んな種類のお茶がある。
主要な「お茶っ葉」である「チャノキ」は
- 「ビタミンC」や「ビタミンE」といったビタミンを多く含む
- 「テアニン」というリラックス効果のあるアミノ酸を含む
- 「カテキン」という抗酸化作用のあるポリフェノールを含む
など、優れた健康効果がある。
また、「抹茶」や「そば茶」なども、それぞれ高い健康効果を認められた成分を含んでいる。
どのお茶を飲むべきか?
自分の好きな味のお茶を飲めばいいと思う。
ただ、「たくさん飲む」場合は、カフェインの摂り過ぎには注意したほうがいいかもしれない。
「チャノキ」のはカフェインが含まれているが、カフェインは高温で昇華する性質があるので、炒ることでつくる「ほうじ茶」は、緑茶、紅茶、ウーロン茶と比べてカフェイン量が少ない。
また、「玄米茶」や「黒豆茶」や「そば茶」など、穀物から作るお茶は、カフェインが少なめ。
ほうじ茶
なんだかんだで、自分が一番飲んでるのはこれだと思う。
カフェインが少ないし、たくさん飲んでも飽きない味。
「お湯だと味気ないから、とりあえず味をつけたい」という人にもおすすめ。
玄米茶
「玄米茶」も、カフェイン少なめで、飲みやすい。
実は「玄米茶」は、米オンリーで作られているわけではない。この伊藤園のメーカーのものの場合、「米、緑茶、抹茶」の3つを混ぜて炒ることで作られている。
香ばしく深みのある味で、なかなかおいしい。
緑茶
カフェイン注意と言っても、そこまで過剰に恐れることはない。あくまで、「1日に何杯も飲むのなら、緑茶ばっかり飲むのはやめよう」という話。
カテキンなどのポリフェノールが多く含まれ、高い抗酸化作用を持つのが「緑茶」なので、1日2、3杯くらいであれば、アンチエイジングのためにむしろ飲むことが推奨される。
そば茶
健康効果を重視するなら「そば茶」も良い。
「ルチン」というポリフェノールが多く含まれている。
クセはあるが、旨味のある味わい。
タンブラー
「お茶」を買うお金が勿体ないのであれば、「お湯(白湯)」でいい。
暖かい水分がお腹に入るだけでも、満腹感がある。
使う容器は、通常の湯呑みでもいいが、機能性を重視するなら「サーモスのタンブラー」がおすすめ!
温度が変化しにくく、淹れたお茶やお湯がずっと温かい。
以上、「痩せたいならお茶やお湯をたくさん飲むといい理由」を解説してきた。
「水分量が多い」の他にも、ダイエット向けの食品としては、「タンパク質」や「食物繊維」が多く含まれるものがおすすめ。
寒い季節は、温かいお茶を飲みながら、ハイカカオのチョコレートをつまんだりすると、低糖質・低カロリーで高い満足感を得られるだろう。
当サイトでは、「おすすめの間食」についても解説しているので、気になる方は以下のページを参考。

また、当サイトでは、「タンパク質」や「食物繊維」の多い食品の一覧表も書いているので、よければ以下も参考にしていってほしい。

